教育理念

看護部の理念に基づき、患者さんとの信頼関係の中で安全でよりよい看護を提供できる看護職の育成をめざす。個々の職員のニーズと目標を尊重し、専門職業人としての成長･発達ができるようキャリア開発を支援する。

教育目的

専門職として常に本質を追求し、科学的、創造的かつ主体的な看護実践をめざし、豊かな感性とやさしさをもって看護が提供できるよう、キャリア開発ラダーのレベルに応じた教育支援を行う。

教育目標

• 専門職業人としてエビデンスに基づいた看護実践ができる能力を育成する。
• 感性豊かな人間性を養い、倫理に基づいた行動ができる能力を育成する。
• 組織における自己の役割を自覚し、責任ある行動ができるよう支援する。
• 看護におけるリーダーシップ、マネジメント能力の開発を図る。
• 保健・医療・福祉の連携を密にし、社会的ニーズに対応できる能力の拡大を図る。
• 各自が変革のために発想を豊かにし、また、主張的態度で行動できるように支援する。
• 生涯学習として、主体的に自己学習が継続できるように支援する。

教育方針

• 集合教育（off-JT）と職場教育（OJT）の連携を重視する。
• 看護職個々の目標と主体的な学習を大切にする。
• 常に患者中心の考え方で、自律的に思考･判断･行動できる能力を養う。
• あらゆる能力レベルや専門職領域に応じた学習の機会を提供する。
• 人と人との相互作用における学習効果を支援する。

教育方法

• 成人学習の概念に基づき、体験学習からの自己の気づきを大切にする。
• 集合教育では、主体的な参加度を高められるように研修方法を工夫する。
• 職場教育は目標管理と固定チームナーシングをベースとし、集合教育と職場教育の連携が図れるように、フィードバックできる工夫をする。
• 個人の能力が十分発揮できる機会をもち、各職場での役割を通して研鑽できる工夫をする。
• 評価は、個人の能力を引き出し高められるように、ポジティブフィードバックにこころがける。
• 院内の人的資源を活用する。