乳癌は近年増加傾向にあり、女性が罹患する悪性腫瘍でもっとも高い疾患となりました。乳がんの早期発見、早期治療を目的に、平成15年10月より乳腺専門外来を始めました。
また平成18年9月からはマンモトーム生検を導入し、胸をむやみに傷つけずに、診断治療に役立てることができるようになりました。
できるだけ早期に発見することにより乳房が温存できる可能性も高くなり、また治癒する可能性も高くなります。女性にとって大切な乳房を守るために、定期的な健診を受けたり、日頃より自己検診を行い注意深く観察することが大切です。
最近では患者様と十分な相談の上、内視鏡手術を利用することにより手術創を小さくできる場合や、術前化学療法により腫瘍を小さくした上で乳房が温存できる場合、またセンチネルリンパ節生検により腋窩リンパ節郭清が省略できる場合もあります。また乳房全摘となった場合でも形成外科の協力により乳房再建術も行っております。
以下のような症状がある方はお気軽にご相談ください。
(当院はマンモグラフィ施設A判定の資格を取得しており、あけぼの会協力病院です)
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