概要

救急科は、集中治療科や他の専門科と協働しながら救命救急センターを運営し、湖北地域の救急医療を支えています。

救急科の主な業務は以下の通りです。

1. 救急初期診療：急病やケガで治療が必要な方に、365日昼夜を問わず救命及び救急治療を行います。特に非常に重傷な外傷患者さんの場合は、総合外傷センターで初期診療から集中治療まで一貫した全人的治療を行っています。
2. 病院外救急治療：ドクターカーを運用しており、救急隊と力を合わせて急病やケガの方に少しでも早く治療を開始します。
3. 消防による救急処置への支援：救命救急士を含む救急隊員が行う救急処置等について、医学的観点からその質を保証する体制を支援しています（メディカルコントロール体制）。また、救命救急士の技能維持のため、病院での医療研修を行っています。
4. 災害医療：多くのケガ人が出る様な事故や大きな自然災害にも対応出来るよう、救急医療に関わる多くの医師、看護師、事務職員が災害医療のトレーニングを受けています（地域災害医療センター[地域災害拠点病院]、基幹原子力災害拠点病院、日本赤十字社常備救護班登録、DMAT指定医療機関）。

主な対象疾患

内科系疾患および外傷を含む外科系疾患、産科疾患、精神疾患等で、速やかに治療を要するもの。
特に緊急で命に関わるような病気やケガを優先的に治療しています。

認定施設

• 救急科専門医指定施設
• 日本外傷データバンク登録施設

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