血液内科
概要
2012年4月、当院に血液内科外来を開設しました。
血液内科医が担当しますのは出血傾向(よく青あざができる、血が止まりにくいなどの症状)、リンパ節腫脹(首、脇の下、足の付根などにしこりを触れるなどの症状)、原因不明の発熱が続くといった症状をお持ちの方、あるいは貧血でお悩みの方などです。また、健診で血液検査の異常を指摘された方の精密検査なども担当しています。そのような症状の中から的確な診断をして、最良の治療をしていきます。
さらに血液悪性疾患(白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫、骨髄異形成症候群など)の診療については、病棟には4床のクリーンルームが完備されていますので、診断から治療までを担当させていただきます。そして、将来的には造血幹細胞移植療法(骨髄移植、末梢血幹細胞移植)も実施していく予定です。
また、近年慢性疾患となったエイズについても積極的に診療にあたっています。この病気についてお悩みの方へのご説明も当科で担当させていただいています。 血液内科ではチーム医療を大切に考えています。すべての血液疾患の入院患者様に関して、すべてのスタッフ(医師、病棟看護師、外来看護師、化学療法部看護師、感染管理認定看護師、薬剤師、管理栄養士、理学療法士、社会福祉士など)と血液カンファレンスを毎週開催し、一人ひとりの患者様を全人的にサポートするようにしています。
ご自身の体調について、何か不安なことがありましたら、一度血液内科を受診してください。
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医師(非常勤)
安藤 朗 (Ando Akira)
昭和59年卒
- 日本内科学会総合内科専門医
- 日本消化器病学会専門医・指導医
- 日本消化器内視鏡学会専門医・指導医
- 日本消化管学会胃腸科専門医
- 日本血液学会専門医・指導医
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医師(非常勤)
木藤 克之 (Kito Katsuyuki)
昭和61年卒
- 日本内科学会総合内科専門医
- 日本内科学会指導医
- 日本血液学会専門医・指導医
- 日本リンパ網内系学会(編集委員)
- 日本がん治療認定医機構指導責任者
- 日本造血細胞移植学会認定医
- 日本エイズ学会認定医
- 日本感染症学会認定ICD
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医師(非常勤)
岩佐 麿佐紀 (iwasa Masaki)
平成20年卒
- 日本内科学会認定内科医