2011年に東日本大震災に伴って発生した福島第一原子力発電所事故を教訓に、滋賀県でも原子力防災体制が整備されてきました。
その中で当院は「滋賀県基幹原子力災害拠点病院」として役割を果たしています。
当院は、原子力災害拠点病院に指定されており、福井県の原発で事故が起きた際には、被災者の診療の他、被ばく線量の測定や除染を行う役割があります。
当施設は、その役割を十分に果たせるように原子力災害対応に特化した構造になっています。
平時においては、原子力災害医療関係者の研修施設として利用し、いざという時にしっかりと対応できるように人材育成にも努めています。
テープカット
(左:西嶋元滋賀県副知事 右:楠井院長)
外観
1階除染室
2階災害対策本部